自主防災部 10月定例会報告
10月17日日曜日、町会会館にて、自主防災部定例会を実施しました。
テーマは「初期消火」
自主防災部の部長がまとめた初期消火に関するスライドを見ながら、自主防災部メンバーが学びました。
火災、初期消火にあたってのポイントを列挙します。
- 埼玉県内 年間出火件数 2000件弱(最も多いのは放火等)
- 建物内の火災では、3分以内に天上に炎が移り初期消火できない
- 炎が天井に達したら避難
- 消防への通報後、到着時間は全国平均8分ほど
- 火よりも煙のほうが恐ろしい(一酸化炭素中毒、気道熱傷)
- 10型ABC粉末消火器1本=バケツ9杯分の水
(10型ABC粉末消火器の例(モリタ宮田工業)) - 消火器は風下、2m程度離れて火元に放射
その他、出火時の行動、避難方法についても確認しました。
- 出火時の行動
「大声で人を呼ぶ」
「消火行動」
「119番通報」
「逃げる」 - 避難の鉄則
「身をかがめて煙を吸わない」
「タオル(可能なら濡らす)で口と鼻を覆う」
「バルコニーを避難に利用」
スライドの中で、2019年にあった京都アニメーション放火事件の火災シミュレーションの情報がありました。
出火後すぐに1000度以上となる箇所や、30秒後には上階が高温の煙で充満していたようです。
その話を聞いたとき、火災は恐ろしいなと、改めて感じました。
京都アニメーション放火事件火災シミュレーション記事(日経XTECH):
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/na/18/00005/091900038/
自主防災部メンバー